2020年12月27日日曜日

2020年 有馬記念予想 3歳で走ったら4歳も走るって?

 毎年恒例の有馬記念予想のメモです。

参考になるかわかりませんが読んでいただけると嬉しいです。

しばらく競馬から遠ざかっていましたが、有馬記念は真剣に予想していきたいと思います。



毎年の有馬記念で使う予想ファクターは下記の3つ

1.枠順

2.ローテーション

3.逃げ馬の有無によるレース展開

4.3歳で走ったら4歳でも走る理論


これだけでザクっと絞り込むことができます。


順番に行きましょう。




1.枠順

8枠は消し

例外はありますが、当然馬券圏内に入るような馬以外は8枠に入った時点で消しです。


15 オセアグレイト

16 ユーキャンスマイル


この2頭は得意条件でもなければG1馬でもないので消し!


さて14頭立てになりました。



あと、「2桁馬番は2頭馬券に絡まない」

2018年は見事にシュヴァルグランに打ち破られていますが、過去10年でたったの1回!その傾向は強いです。


10~14の馬は馬券になっても1頭と考えても大丈夫です。


例えば人気の一角カレンブーケドールを軸にした場合はそれより外は全部消しです。

内枠の馬が軸ならば相手で買いましょう!





2.ローテーション

天皇賞⇒JC⇒有馬記念の馬は勝てない!


というのは結構定着しているファクターですが、最近はそのローテを避ける陣営が増えてきました。今年もそのローテを使っているのは「6キセキ」だけです。


本来、消しにはしませんが、ピークを過ぎた感のあるキセキは消しで行きます。スローで逃げて味のあるタイプならば残す価値はありますが、キセキはハイペースの逃げ馬。有馬で逃げ残るには酷なタイプなのです。


13頭立てになりました




ローテーション的に2走目で有馬記念を迎える事が理想的で、次に重賞→G1→有馬記念が次点。陣営の本気度がうかがえる。勝ち馬は以下の馬から出ると考えたい。

◎秋2戦目
ブラストワンピース
ワールドプレミア
ラッキーライラック
クロノジェネシス
オーソリティ
フィエールマン

軸はこの中から選びたい







3.逃げ馬のペースによる展開予想


過去10年の展開を見て、


1000mを60秒以内で通過しているのは

2009,2012,2013,2016,2019


1000mを60秒以上で通過しているのは

2010,2011,2014,2015,2017,2018


だいたい半々くらいに分かれます。

今年の逃げ馬はバビットとキセキ


バビットはセントライト記念を見ても1000m1分2秒程度のゆったりとした逃げ

キセキはガンガン57秒~59秒で飛ばす逃げ


ここ2走はゲート出てますし、キセキがハナに立ち、速いペースでレースが展開するのではないでしょうか?



となると想定したいのは


2009,2012,2013,(2016),2019


血統的な隔たりがあります。


2019 リスグラシュー(トニービン)

2016 マルターズアポジーが大逃げしたので例外

2013 オルフェーヴル(ステイゴールド)、ウインバリアシオン(トニービン)、ゴールドシップ(ステイゴールド)
2012 ゴールドシップ(ステイゴールド)、オーシャンブルー(ステイゴールド)、ルーラーシップ(トニービン)
2009 ドリームジャーニー(ステイゴールド)、エアシェイディ(SS×ノーザンテースト)


ステイゴールドやトニービンなどのスタミナ血統を持つ馬が強いです。


今年該当するのは

バビット(ステイゴールド)

クレッシェンドラヴ(ステイゴールド)

キセキ(トニービン)

ラッキーライラック(ステイゴールド)

オーソリティ(ステイゴールド)

オセアグレイト(ステイゴールド)



逆にスローになるとダンチヒやキングマンボ系が強いです。


2017 クイーンズリング(ダンチヒ)
2016 サトノダイヤモンド(ダンチヒ)、ゴールドアクター(ダンチヒ)
2015 ゴールドアクター(ダンチヒ)、
2014 ジェンティルドンナ(ダンチヒ)、トゥザワールド(キングマンボ)
2011 エイシンフラッシュ(キングマンボ)、トゥザグローリー(キングマンボ)
2010 トゥザグローリー(キングマンボ)



最後に一つ付け加えておきたいのは、過去10数年を振り返っても、逃げて馬券になっているのはキタサンブラックとダイワスカーレットのみ。まぐれで逃げ残れるレースではありません。

1 バビット




4.3歳で走ったら4歳でも走る理論

有馬記念ってリピーターレースなんですよね。1回絡むと何度も馬券になる。

特に3歳で馬券になってそれ以降に馬券になっている馬がこれだけいます!


ダイワスカーレット
ゴールドシップ
オルフェーヴル
トゥザグローリー
キタサンブラック


(シュヴァルグランやゴールドアクターは4歳以降で2回馬券になっている)

以上をふまえて、馬券圏内に来たことのある馬を探してみると


2 ブラストワンピース 2018年1着(3歳)
5 ワールドプレミア 2019年3着(3歳)



このデータを見ると買いたくなる2頭です!




まとめ

各ファクターを整理します。

・明確な消し馬は除外して1~9番から軸を選定
・速いペースで流れると想定
・外枠は同時に馬券にならない
・3歳で馬券になった馬を優先



以上の事から

◎ワールドプレミア
○クロノジェネシス
▲ブラストワンピース
△カレンブーケドール
△フィエールマン
△モズベッロ
△オーソリティ
△ラッキーライラック


3歳の有馬記念で馬券になっており、叩き2走目で上積みのあるワールドプレミアが本命◎ジョッキーも乗り替わっていないのも好感。

○クロノジェネシスは上がりのかかるレースで実績があるのが大きい。1番人気は馬券になる可能背が高いレースなので、相手筆頭。

▲ブラストワンピースは近走振るわないが有馬記念勝ち馬。得意の舞台での巻き返しに期待したい。

△カレンブーケドール、モズベッロいずれも非根幹距離や上がりのかかる競馬で実績があるので相手に押えておきたいが、外め枠なので△評価まで。

△オーソリティは3歳でアルゼンチン共和国杯を勝利。このレースは出世レースで、ゴールドアクターもこのローテで勝利を収めた。3歳馬の成長力も加味して印をまわしたい

△フィエールマンは強い!しかし京都などの直線が長い競馬場で速い上がりを繰り出すのがこの馬の持ち味。ベスト条件ではないので追い込んで3着はあるかもしれない。

△ラッキーライラックは速い上がりの中距離で実績がある馬、有馬記念のスローならば距離云々はなんとかなるだろうが、速く流れると厳しい気がする。(クイーンズリングっぽい)


【買い目】


3連単フォーメーション
2,5,9-2,5,9-2,5,7,9,10,11,12,13

馬連ボックス
2,5,9







2019年12月22日日曜日

2019年 有馬記念

備忘録として残しておきます。

◎エタリオウ
◯アーモンドアイ
ヴェロックス
レイデオロ
フィエールマン


今年の有馬記念は結構メンバーが揃った印象。

しかし東京向きのキレを兼ね備えた馬が多い。
アーモンドアイ、スワーヴリチャード、フィエールマン、リスグラシュー、サートゥルナーリア

こういうタイプはスペースが空いた時に瞬時に反応できなかったり、コーナーの加速がイマイチな場合があり、内々の好枠を活かせない場合がある。

その他の馬の印象はというと、ジワジワジリ脚で伸びるタイプがヴェロックス、エタリオウあたり。高速回転で機動力に富んでいるのがレイデオロ。距離が伸びれば伸びるほどいいのがシュヴァルグラン。

いつも重視するローテだが、どの出走馬も余裕のあるローテであるため、割り引く馬がいない。

血統的なファクターから予想すると、今年の有力馬はハッキリと4つに分かれる。

ディープ(フィエールマン、ワールドプレミア)
キンカメ(レイデオロ、アーモンドアイ、キセキ、サートゥルナーリア)
ハーツクライ (ヴェロックス、シュヴァルグラン、スワーヴリチャード)
ステゴ(エタリオウ、クロコスミア、スティッフェリオ)


有馬記念で穴を開ける血統として有名なのはステイゴールドとキングカメハメハ。

ざっくりいうとペースが落ち着くとキングカメハメハ、そこそこ流れるとステイゴールドという印象がある。

ステイゴールドと言えば、オーシャンブルーやゴールドシップやオルフェーヴル、ドリームジャーニー

キングカメハメハと言えば、トゥザワールド、トゥザグローリー、ルーラーシップ、レイデオロ

近走で結果が出ていないレイデオロはキングカメハメハ。エタリオウはステイゴールド。人気を落としている2頭には有馬記念での巻き返しに期待したい。
特に期待しているのはエタリオウ。1勝馬だが、有馬記念2着実績のあるサウンズオブアースとキャラが被る。重賞未勝利で菊花賞2着というのも同じ。上手く運べば23着は十分にある。

アーモンドアイは別格の強さ。ベストな条件とは言えないが馬券圏内を外すことは考えにくい。

ヴェロックスはジャスタウェイ×モンズンという重厚な血統。スタミナ十分でジリジリ伸びるタイプだけに外目のロングスパートがしやすい枠が返っていいかもしれない。

フィエールマンは切れ味鋭い中距離馬。雨は歓迎ではないが、内枠で瞬発力が活きる展開になれば圏内。

レイデオロは有馬記念のリピーターとして抑えておきたいし、機動力ならばメンバー1。キンカメ産駒なので、3着には塗りたい。

他にもシュヴァルグラン、スワーヴリチャード、サートゥルナーリアをヒモにおさえる。

2018年12月23日日曜日

2018年 有馬記念

1 年ぶりの更新となります。
有馬記念の更新は毎年恒例となっておりますので、お付き合い下さい。

さて、早速予想に入りますが、有馬記念を予想するにあたって、まずはペースから予想したい。逃げ馬に注
目する。

有馬記念は特に逃げ馬のペースによって、馬券になる馬の位置取りや血統に隔たりがあるからです。
目安として1000m 通過タイムから検討します。

1000m 通過タイムが 60 秒以内の年は 2008,2009,2012,2013,2016

1000m 通過タイムが 60 秒以上の年は 2010,2011,2014,2015,2017
半々くらいに分かれます。

1000m 通過タイムが 60 秒以内の年は、よりタフな展開でスタミナが求められるためステイゴールド産
駒やトニービンの血を持つ馬が好走しています。
2013 オルフェーヴル(ステイゴールド)、ウインバリアシオン(トニービン)、ゴールドシップ(ステイゴールド)
2012 ゴールドシップ(ステイゴールド)、オーシャンブルー(ステイゴールド)、ルーラーシップ(トニービン)
2009 ドリームジャーニー(ステイゴールド)、エアシェイディ(SS×ノーザンテースト)
2008 アドマイヤモナーク(トニービン)、エアシェイディ(SS×ノーザンテースト)
2016 年はマルターズアポジーが単独で逃げたが皇族はスローだったため、②に含める

今年の出走馬では
オジュウチョウサン(ステイゴールド)
パフォーマプロミス(ステイゴールド)
ミッキースワロー(トニービン)
キセキ(トニービン)
シュヴァルグラン(トニービン)

逆に 1000m 通過タイムが 60 秒以上かかるの年は機動力があり瞬発力とパワーを兼ね備えた馬。先行内枠の
馬が好走しています。この展開に適性のある血統はキングマンボ系やダンチヒを持つ馬。
2017 クイーンズリング(ダンチヒ)
2016 サトノダイヤモンド(ダンチヒ)、ゴールドアクター(ダンチヒ)
2015 ゴールドアクター(ダンチヒ)、
2014 ジェンティルドンナ(ダンチヒ)、トゥザワールド(キングマンボ)
2011 エイシンフラッシュ(キングマンボ)、トゥザグローリー(キングマンボ)
2010 トゥザグローリー(キングマンボ)
このような隔たりがあります。

今年の出走馬では
レイデオロ(キングマンボ)
モズカッチャン(キングマンボ)
ブラストワンピース(キングマンボ)
ミッキーロケット(キングマンボ)
サクラアンプルール(キングマンボ)
クリンチャー(ダンチヒ)
サトノダイヤモンド(ダンチヒ)
キセキ(ダンチヒ、キングマンボ)

今年は天皇賞・秋、ジャパンカップでも逃げて結果を出したキセキがいます。ほぼ間違いなくキセキが逃げ
るはずです。

キセキの逃げは前走ジャパンカップでは 1000m 通過 59.9 秒。天皇賞・秋では 59.4 秒。すんなり逃げれば 1000m60 秒を切るペースで逃げる。と決め打ちたいと思います。中間で極端に緩めないのがキセキと川田のコンビの乗り方なので、ミドルペースで淡々と流れるのではないかと思います。
そうなるとステイゴールド産駒やトニービンといった血統を重視したいです。

ステイゴールド産駒のパフォーマプロミスは 2500m の距離や中山にも実績がある。また枠順も 3 5 番を
確保できたのも大きい。そして典型的な冬馬であることもプラス材料。

母父がジャングルポケットでトニービンを持つミッキースワローはトーセンジョーダンと 34 同血。スタミナに富んだ血統で、AJCC2着、セントライト記念1着の実績からも中山適性は高い。

シュヴァルグランは実績も実力も十分であるが、815番と枠順に嫌われてしまった。

キセキはスタミナがあり強い馬であるが、秋 4 戦目ですべて輸送。前走はレコードの 2 着で反動が心配で
ある。また広いコース向きの走りに感じるため、前走からの上積みはない

基本的にはこのパフォーマプロミスとミッキースワローを重視したい。

ダービー、天皇賞・秋を勝ったレイデオロは今年のメンバーでは格上の存在。中山実績もあり、ローテーションにも余裕がある。距離は多少長いかもしれないが、今年のメンバーならば当然中心視するべきだろう。

23番の好枠を引いたモズカッチャン。鞍上にMデムーロを迎えられたのは大きい、叩き良化型、内を上手にさばく牝系でステファノスなどが近親にいる。

モズカッチャンと父ハービンジャー、母父キングカメハメハのブラストワンピースは器用さに欠けるが、末脚は強烈。ダービー、菊花賞は共に5着で、ハマれば面白い。

ミッキーロケットは宝塚記念を制した馬だが、好走パターンが決まっている。上がりがかかるレースだ。
ミドルペースで流れればチャンスはある。

好枠を引いたクリンチャーはパワーと機動力は最右翼だが、叩いて調子を上げるタイプで、凱旋門賞から直行というのは状態面で心配な面があるため、ヒモまで。


◎レイデオロ
モズカッチャン
パフォーマプロミス
△ミッキースワロー
△ミッキーロケット
△ブラストワンピース
△クリンチャー


2017年12月23日土曜日

2017年 有馬記念予想


有馬記念は今年から優勝賞金が3億円に引きあげられ、JCの賞金と並びJRAの最高賞金レースとなった。これにより、有馬記念目標という馬が増え、秋古馬三冠を全部走ってやろうという陣営が激減した。また有馬記念を秋4戦目で迎える馬も減った。
 以前は有馬記念は惰性で挑む馬が多く、有馬を目標に立て直してきた馬、最初から狙っていた馬が勝つ!そういうレースだった。昨年の1番人気ラブリーデイは得意とするスローだったにもかかわらず、秋4戦目で完全に調子のピークを過ぎた状態で挑み、その結果5着。
有馬記念が荒れやすいレースなのは、枠順で有利不利がはっきりしているということに加え、有力馬の仕上げに差があるからということも大きかった。今年も仕上げに関しては大差ないということを頭に入れておきたい。

と、昨年は書いた通り、13番人気で決着する硬いレースとなった。
この傾向が続くのか?と昨年のレース後は思ったものだが、今年はキタサンブラックを始め、秋古馬三冠を使ってきた馬が5頭。(キタサンブラック、サトノクラウン、レインボーライン、ヤマカツエース、シャケトラ)この使い方を見ると、有馬記念目標な感じはしない。
このメンバーのローテを見ると例年通り荒れるのではないかと考えられる。また有馬記念は34歳が強いレース。3歳で馬券になると4歳では着順をあげる場合が多く、連続で馬券になることも多い。(ダイワスカーレット、トゥザグローリー、ゴールドシップ、キタサンブラックなど)しかし4歳から5歳で着順を上げた馬というのがほとんど見当たらない。この傾向を見るとキタサンブラックは勝てない。とも言える。

以上の事を念頭に、少し波乱を期待しながら予想に入る。

ローテ、枠順、展開・脚質、血統の5つのファクターに注目する。

まず「ローテ」
秋から4戦目以降で迎える馬は完全な惰性馬であるため、下げる。
サトノクロニクル
カレンミロティック

秋古馬3冠を全て使ってきた馬は勝てない
キタサンブラック
サトノクラウン
レインボーライン
ヤマカツエース
シャケトラ

ローテーション的に2走目で有馬記念を迎える事が理想的で、次に重賞→G1→有馬記念が次点。陣営の本気度がうかがえる。勝ち馬は以下の馬から出ると考えたい。

◎秋2戦目
スワーヴリチャード アルゼンチン有馬記念
ミッキークイーン エリザベス有馬記念
サクラアンプルール 天皇賞(秋)有馬記念

◯秋3戦目 トライアル→G1→有馬記念
クイーンズリング
シュヴァルグラン
トーセンヴィクトリー
ルージュバック
サウンズオブアース



次に「枠順」

1~4枠が圧倒的に有利
5~7枠は3着要因
8枠は消し


14枠が圧倒的に有利で、過去10年で3着以内の6割近くがここから出ている。当然中心にしたい枠である。

1 ヤマカツエース
2 キタサンブラック
3 クイーンズリング
4 ブレスジャーニー
5 トーセンヴィクトリー
6 サトノクロニクル
7 シャケトラ
8 レインボーライン



5枠~7枠は過去10年で7頭馬券になっているが、その内3頭はゴールドシップ、トゥザグローリー、ダイワスカーレット、アドマイヤモナーク、サウンズオブアース、サトノダイヤモンドである。複数絡んだのは2008年のダイワスカーレット、アドマイヤモナークだけである。馬券になるなら1頭と考えたい。


9サクラアンプルール
10シュヴァルグラン
11ルージュバック
12サトノクラウン
13ミッキークイーン
14スワーヴリチャード

有馬記念は言うまでもなく、内枠有利外枠不利ははっきりしているレースだ。特に815,16番枠は過去10年で1頭も馬券になっていないので、見ただけでけしてもいい。名馬クラスの馬なら検討の余地はあるが、この2頭ならば消しでいい。


15 カレンミロティック
16 サウンズオブアース






次に「展開・脚質」


前走の脚質を参考に並べるとこうなる

逃げ
キタサンブラック

先行
カレンミロティック
サクラアンプルール

先行(控え目)
サトノクロニクル
シャケトラ
シュヴァルグラン
スワーヴリチャード

差し
ヤマカツエース
ブレスジャーニー
クイーンズリング
サトノクラウン
トーセンヴィクトリー
ルージュバック
ミッキークイーン
サウンズオブアース

追込
レインボーライン


キタサンブラックがハナを切るだろう。武豊騎手はミドルペースで逃げる事が多く、極端なスローにはしない可能性が高い。有馬記念特有の超スローにはならないと考える(この時点でキンカメを下げる)。有馬記念といえば、有力馬が4コーナーで有力馬が捲ることが多いが、今年はキタサンブラックが逃げ、その直後にシュヴァルグランやスワーヴリチャードが先行して続くことが考えられるため、後方からの捲りにはそこまでの警戒は不要だろう。先行する有力馬より早く仕掛けたら自滅するだけなので、あるならばやはり2列目以降の内差し。また万が一スローになった時の瞬発力比べ。しかし今年はスタミナ豊富な血統馬が出揃った印象が強いため、速い上がりを持つ馬は少ない。

内差し
ヤマカツエース
クイーンズリング
レインボーライン

瞬発力
ミッキークイーン
クイーンズリング
キンカメ達

このあたりだろう


次に「血統」
有馬記念ではJCとは異なる血統が活躍する。ディープインパクトなどの超主流血統ではなく、ステイゴールドやネオユニヴァースといった、宝塚記念や皐月賞を勝ちそうな血統が活躍する。またスローになるとキングマンボ系が活躍する。

本年はステイゴールド産駒からはレインボーラインが出走。キンカメ産駒はヤマカツエーストーセンヴィクトリー、サクラアンプルール


まとめ

冒頭でも触れましたが、今年の有馬記念は従来通り陣営の本気度に差がある年。キタサンにも付け入る隙はある。そしてキタサンブラックがミドルペース以上で逃げることが予想されることから上がりがかかる決着となる。そうなるとゴールドシップが勝った年のイメージが近いかもしれない。ゴールドシップオーシャンブルールーラーシップ。ステイゴールド産駒のワンツー。そう。レインボーラインに流れが来ている。しかしレインボーラインも秋古馬三冠を使ってきた馬なため連下あたりが狙い目である。キタサンが勝てないものとすると頭候補はスワーヴリチャードか。ダービーはスローになってしまったため、レイデオロにキレ負けしたが、実際の実力差はほとんどないものと考える。今年のペース、他馬のローテからすると絶好のチャンスである。

◎スワーヴリチャード
◯キタサンブラック
レインボーライン
△シュヴァルグラン、ミッキークイーン、ヤマカツエース、クイーンズリング

馬券はワイドと絞ったフォーメーションで(^^)